お正月は、何となくキリリとした空気が漂っている感がする。人工的ではあるが。
福音書の記述を合わせ読みすると、ヨセフ・マリア夫妻は、イエス出産後一か月くらいはベツレヘムに留まっていたろうと思われる。その間、ずっと馬小屋だったのか・・・。
かつて幼稚園で毎年動物園に遠足に行った。普段匂い慣れない動物の匂いに、園児たちは騒いだけれど、牛・馬が普通に家の中にいて育った私には、懐かしい匂いだった。
現代日本では、「匂い」が「臭いもの」として敬遠される。
本来なら適した場所で出産したかったであろうヨセフ・マリア夫妻。しかし神は馬小屋をその場とされた。
イエスの誕生時、ヘロデ王による幼児大虐殺が起こった。忘れてはならない現実だ。
新年に当たり、平安を願う。その一方でこの世の課題を忘れてはならない。イエスとは、「神は救いである」という名だ。顔を上げ、神を仰ぎ、現実をしっかりと受け止めたい。