今朝の聖書は、1月の聖書を読む会で他の福音書と比較して読んだ箇所です。イエス様が公生涯と呼ばれる救い主としての活動を始められる前に、40日間、断食の時を持たれたと書かれています。申命記9:9にもモーセが人々を約束の大地に導く旅を始める前に山に登り40日40夜断食をして過ごして十戒を授けられたと記されています。エリヤも偶像崇拝者達と対峙する前に40日40夜歩いてシナイ山向かい籠って祈ったことが列王記上19:8に書かれています。大事な仕事をした人はみなこれから何をすれば良いのか、いかに生きるべきか考える時、人里離れて独りで祈る時を持ったのではないでしょうか。

食べ物が無い、神様の助けがない、現実の問題を解決する力がない、と人々が叫んでいる叫びにどう答えるのかイエス様はこれらの3つの「ない」という声に対して、武骨なまでに聖書の言葉に従って自分のなすべきこと、選ぶべきことを考えられました。すると人間を滅ぼす悪魔が去って、人間を活かす天使が仕えるようになったとまとめの句で書いています。

私が今治教会の伝道師であった時、一人のご婦人が初めて礼拝に来られました。榎本牧師と礼拝堂の玄関でしばらく話しておられましたが、その人はご主人が家を出ていかれ、悲しみの余り自殺をしようと彷徨っていると人が次々と入っていく教会に釣られて入ったのでした。榎本保郎牧師に事の次第を話したら「早天祈祷会に来なさい」と言われ、その人は榎本牧師の「3か月」に従ってその週の火曜日から朝6時からの早天祈祷会に出席され始めました。3か月経った朝、「先生、夕べ主人が帰って来て、今、家で寝ています」と報告されました。神様はこのご婦人の祈りに応えてご主人に働きかけられたのです。

アレックス・ケンドリック監督の「WAR ROOM」という映画があります。主人公はエリザベスでクララという女性から「これは、私の戦いの部屋、WAR ROOMよ、諦めや疑いと闘うの。具体的に祈るのよ」と教えられ、自分の家にもクロークを整理してWAR ROOMを作りました。すると、不思議なことが次々と起こって神様が共にいて助けてくださったことを経験しました。マタイ6:6には「あなたが祈る時は、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れた処におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる」と書かれています。あと40日ほどで皆さんは専任牧師を迎えて新しい出発をされます。その前途が祝福に満ちた喜びに溢れるものになるように40日間ご自分のWAR ROOMで毎朝早天祈祷をなさっては如何でしょうか。大事なことを始める前に、静かに御言葉を読んで祈る時を持つことは神様の介入を導く事となり、人の知恵をはるかに超えた祝福をもたらします。40日間、聖書を一日一章読み、祈って新しい牧師を迎えましょう。