受難節 第6主日 礼拝          No.1
2023年4月2日(日)午前10時45分

前 奏
招 詞  93-1-35              司会者
讃美歌  294 ひとよ、汝が罪の1,2    一 同
交読詩編 22:1~22(p.27)        一 同
主の祈り 93―5B(4月)        一 同
聖 書  ルカによる福音書 19:28~40
(新約p.147)
牧会祈祷                   牧 師
讃美歌  309 あがないの主に1,2,3     一 同
説  教  『 迎えます子ロバに乗った救い主 』
祈 り                春名康範牧師
消 灯
讃美歌 303 丘の上の主の十字架1,2,3    一 同
献 金                    一 同
感 謝  65-1 今そなえる        〃
頌 栄  29(4月)み天のみ民も      〃
派遣・祝祷                   牧 師
後 奏
報 告                    司会者
4月誕生者祝福祈祷 547 生まれるまえから

 

受難節(レント)・闇の礼拝⊃
2月22日から受難節・レントに入りました。
4月8日まで、礼拝では毎週ローソクの灯を1本ずつ消して行く消火礼拝を行います。
典礼色は紫。応答は、
牧師:キリエ・エレイソン、死のとりこから。
会衆:よみがえらせてください。

受難週の出来事
日:エルサレム入城
月:宮潔め
火:神殿説教
水:オリブ山説教
木:洗足、最後の晩餐
金:受難日
土:婦人らの香油塗布

 

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《本日の説教要旨》
今朝の聖書には、イエス様が「子ろば」に乗ってエルサレムに上られたことが記されています。ゼカリア書9:9の「彼はロバに乗ってくる、雌ロバの子であるロバに乗って」と関りがあり、ロバはアイ―ルというヘブライ語で「子ろば」を意味します。イエス様は「子ろば」に乗ってエルサレムに上られました。

成獣になると480㎏になるロバは150㎏の荷物を背負うことができるそうですが、人間なら体重の40%の荷物を運べるに当てはめると、子ろばが120㎏とすれば背負える重さは48㎏になります。イエス様の体重は48㎏以下?

「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように」と叫んで迎えた民衆は、イエス様が無力に逮捕されると、「十字架につけろ」と叫びました。弟子達も似た考えであったが、十字架の3日後の「復活」によって変えられました。

イエス様が手と足と脇腹に穴を開けられた貧弱な姿で復活されたから。イザヤ53:4に「彼が担ったのはわたしたちの病、彼が負ったのはわたしたちの痛み」と書かれています。公害病やアレルギーや癌も誰が罹っても不思議でない病です。

イエス様が十字架に架かって人間の罪を背負って身代わりの死を遂げられたように、痛みや苦しみを抱えている人は誰かの身代わりになって引き受けておられると理解するなら世界も人生も違ったものに見えます。イエス様は、無力に十字架に架り、弱い人間であることに意味があると教えられたのです。