東神戸教会の沿革

東神戸教会は、戦後生まれの教会で、神戸・灘購買組合(現在の「コープこうべ」)との関わりの中から生まれた教会です。2013年10月に創立60周年を迎えました。
「コープこうべ」の前身、神戸・灘購買組合の創設者は、クリスチャン社会事業家の賀川豊彦(1888~1960)です。


賀川豊彦の書 (東神戸教会所蔵)

第2次世界大戦直後、賀川豊彦の薫陶を受けた若者たちが、戦争で疲弊した日本社会にあって、「もし今、イエス・キリストが再びこの世界に来られたら、どんな生き方をされるだろう?」といった問いかけを心に持ちつつ、様々な社会活動(生協運動、福祉事業)に取り組んできました。 これが『社会的基督教』と称するグループです。
東神戸教会は、この『社会的基督教』に属する人々が創設した教会で、灘購買組合文化部の中に作られた聖書研究会がその出発点です。
発足当初は有志の集まりでしたが、やがて礼拝を守るようになり、専任の牧師を迎え、住吉、御影の各地を転々とした後、現在の御影町西平野に礼拝堂を建て、日本基督教団に登録をして宗教法人となりました。1953年10月のことです。
大きな教会の開拓伝道や、特定の教派のバックアップを受けることなく、信徒の運動の中から生まれた教会です。
創立当初の礼拝では、設立の母体となったグループの理念を表わした、「社会的基督教綱領」を唱和していたのが特色でした。以来半世紀にわたり、聖書の教えと現実の社会との狭間で祈りつつ歩んできた教会です。

歴代の牧師
・三浦 清一 1953年~1962年7月 (故人)
・西垣 二一 1964年3月~1970年3月
・橋本 滋男 1970年4月~1972年3月
・大下 秀三 1972年7月~1982年3月
・望月 修治 1983年1月~1996年9月
・川上 盾  1997年3月~2014年3月
・横山 順一 2014年4月~2023年3月
・春名 康範 2023年4月~現在に至る

日本キリスト教団 東神戸教会
牧師:春名 康範(代務者)
所在地:〒658-0047 神戸市東灘区御影3丁目7-11
TEL & FAX : 078-851-4334
URL: http://www.higashikobech.org

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