何度も繰り返しヨーガの聖典の言葉を聴くうちに、少しずつ理解は進んできても、私にはクリスチャンであることとのギャップが残ります。そんなとき、師は教えてくれたのです、聖書にも同じことが書かれている「kingdam of heven at hand, kingdam of heven within you」と。ルカ福音書17章21節にある言葉ですが、イエスは神の国は実はあなたがたの間にある、と教えています。ヨーガの聖典と聖書、細部の解釈は異なると思いますが、ヨーガの波と海の例えと同じ世界観を共有してはいないでしょうか。波の間に神の国はある。ダライラマはすべての霊的な教えは、同じ山の頂へ別のルートから登るようなものだと言っていますが、それを身を持って実感した瞬間でした。(また、図3のユング心理学がいう集合的無意識というのも正にこのことだ!と思ったのですが、今回は省かせていただきます。)